こんにちわ。海水魚を飼う仲間を増やしたくて、ブログを書いてみることにしました。
私は海水魚に必要とされる化学的な仕組みや数値は覚えようとしましたが、全く頭に入ってきませんでした。
水質を調べるキットも買いましたが、残念ながら3回以上使ったことありません。。
そんな私でも海水魚を飼って数年が経とうとしております。今ではミドリイシを育てる事もできてます。海水魚を始めるにあたって、細かな仕組みを知らなくても飼う事ができた私が、ググっと海水魚飼育のハードルを下げてみようと思います。
ですから、玄人さんはスルーしてください。私は海水魚飼育を数値や仕組みをできるだけ使わない様にして(というか、使えない。。)伝えたいと思います。
ライブロックとは
海水魚にはライブロックは欠かせません。これを入れることによって、ぐっと自然の海の風景が浮かび上がります。
付着している生物には、良い影響を与える生き物・悪い影響を与える生き物がいます。水槽の環境に悪影響を与える生き物や景観を損なう生き物は、水槽に入れる前にできるだけ見つけて排除してください。
ライブロックに付着した不要なものを取り除く事をキュアリングと言います。バケツに海水を入れ、強めにエアーレーションをして一晩でも回しておく方がいいでしょう。
水温をできるだけ25℃に保つようにし、水流もあった方が効果的です。
真水でタワシを使ってごしごし洗ったりしないでください。少しくらいならいいかもしれませんが、あまりやり過ぎると付着している微生物も取り除いてしまう事になってしまいます。
ライブロックをただの石として扱う「デスロック」にする場合は別ですが、ここではライブロックの取り扱い方を説明していきます。
ライブロックを水槽に入れる前に
海藻はできるだけ取り除いていたほうがいいです。放っておくとすごい繁殖力で手で抜いていくのも大変です。海藻が好きな方は別ですが、一般的にはタツノオトシゴみたいな生き物がいない限りは不要だと思います。
カニやエビは、磯でよく見るタイプは全て駆除した方がいいです。彼らは魚やサンゴをいじめます。写真にはありませんが、カーリーなんかも嫌な奴です。取り除きましょう。
これらの生き物が付いているので、ライブロックと呼ばれる所以です。害の無い生き物はそのままにしておいた方が水をきれいにしてくれます。
最初は気になるかもしれませんが、見たこともない生き物を見つけるのも海水魚水槽の醍醐味かもしれません。
でも、あまり気にし過ぎない方がいいです。ある程度は割り切ってないとキリがありません。海の生き物はよく分からないのがたくさんいるので、全てを自分でコントロールすることはとても難しいです。それも含めて海水魚を飼うという事だと思います。
ライブロックの組み方・置き方
できるだけ隙間を開けるために、底砂から少し浮かす感じで設置する方法もあります。私はホームセンターでアクリルとアクリル専用の接着剤を買って自作しました。
店頭に作業スペースがあったので、作りやすかったですが、アクリルをカットする専用のカッターがあるので自宅でも作ることは可能です。
少し見えにくいですが、平らな部分を底に埋めて、棒の部分を砂から出るようにしてます。その棒にライブロックを載せていくイメージです。
↓根気よく積むとこうなりました。
最初の方はどうしても濁りますが、水質が安定してくると濁りもなくなってきます。
このライブロックとブルーライトだけでも、ぐっと海水魚水槽の雰囲気が出てとてもきれいですよ。
ライブロック設置後
マガキとシッタカです。シッタカ貝はひっくり返ってるのは直してあげないと自力では起きれません。 世話のかかる奴ですが、いい仕事しますよ。
マガキ貝もいい仕事しますが、なぜかしばらくすると砂の中で動かなくなってしまう事もあります。
砂やライブロックに生えたコケを貝たちが食べてくれたら、いよいよ生体を迎え入れます。
最初は丈夫で強く、繁殖力もあるスターポリプやマメスナなんかがいいと思います。
まとめ
- まずは水槽にライブロックを入れる前に、付着している害虫を駆除(キュアリング)します。
- その後、どこにサンゴを配置したいかイメージしながらライブロックを水槽内で積み上げていきます。できるだけライブロック同士の隙間を空けて、水が滞留しない様に心がけます。
- あとは放置。コケが生えてきたら貝を入れてその仕事っぷりに感動します。ひとしきり感動したら、丈夫なサンゴを入れてみましょう!